馬場邸の井戸

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馬場邸の井戸です。
枯れ井戸かと思ったら、しっかり水をくむことができました。
とりあえず掃除に使ってみます。飲めるといいんだけど…。
豊島は島なのに水が豊富なのが特徴。島の場合、水に困る場合が多いです。豊島の場合は石や土が水を含みやすい性質をもっているという話も聞きますが、雨の少ない瀬戸内海地方でいくら土壌が水を含んだとしても、ここまで水が豊富というのは考えにくいでしょう。となると鳥取の大山あたりと地下深くでつながっていて、水圧で水が湧いているのかも…。
豊島は地質学的にも興味深い。そして、もちろんアートの現場としても。地水火風の重要性を見直すことは、アートが果たしてきた役割のもっとも大きなもののひとつだからだ。
洞窟絵画を考えてみよう。土や石、水、火と空気といった地球のエレメンツに直に触れた誰かが、それをまた別の誰かに受け渡していこうという強い意志をもっていたと想像できる。ヒトと芸術の起源に世界そのものが深く関わっていた。ヒトは世界を表象しようとしてきたし、そうせずにはいられなかった。
豊島にたくさんいた石工たちも、職業としての石工よりも前に、ただごろごろと存在する石を用いて何かしうようと思いつき、初めはただ実際に石を触っていじっていただけなのかも。
それはさておき、本当に大山と豊島が地中深くで繋がっていたら…。豊島は謎が多い島です。
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