ボルタンスキーの作品説明会

5月31日、豊島に戻ってきました。ちょっといない間にすっかり夏の暑さ。
昨日は唐櫃の浜でボルタンスキーの作品説明会があるというので、ちょっとのぞいてみました。

ボルタンスキー氏や北川フラムさんが登場して、説明してくれました。瀬戸内でボルタンスキー氏がつくる作品は心臓音のアーカイブだそうです。この作品・施設ではアーカイブされた心臓音を聞くこともできるし、自分の心臓音を録音・記録することもできるそうです。そして、すでに約1万5千人の音を録音しているそうです。なるほど…。たしかにすごそう。
心臓の音というのはいいモチーフだと思う。その人その人で固有のリズムをもち、しかも変化する。終わりのない反復を繰り返すようで、いつか必ず終わる音。自分の内側にありながら、環境の影響を受ける。
僕にとっての本質的なドラム奏者ミルフォード・グレイブスの「心臓の音を聴け」という言葉を突然思い出した。まだ20代のころ「心臓の音を聴いてドラムを叩く」という概念は、なんだかとても不思議で魅力的な感じがしたし、普段は忘れているけど今でもそのときの感覚は記憶されているわけだ。まぁ、ボルタンスキーの作品とは関係ない話ですが…。
それにしてもボルタンスキーって、いい感じのおじさんですね。説明会が終わってから、会場の外でうろうろしていたらボルタンスキーさんと「いちご家」の多田さんファミリーが談笑していました。


なんとなくハッピーな感じでしょ。
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